Enjoy staying SanDiego Escondido USA, Amateur Radio 440MHz band

KG-UV2D still photo少々時間を作る事ができたので,再びHam Radio Outletへ遊びに行った。サンディエゴに来ているので,ご当地の70cm帯アマチュア無線交信を聞いてみたくなり,ハンディトランシーバーをゲットすることにした。当然の如く競争力を誇る我が国の製品Yaesu, ICOM, Kenwood, Alinco が並んでいる。せっかくなので,日本ではあまり見かけない製品を選ぶ事にした。

WOUXUNというブランド名が目を引いた。言語選択が英語と中国語だけなので,たぶん中国系メーカだろうと思う。型番は「KG-UV3D-2/420-520」と言ふ,UHF 70cm帯及びVHF 2m帯のデュアルバンド(V: 136-174, U: 420-520 MHz V: 144-148, U: 420-450 MHz )で多機能の送受信可能無線機。(ちなみに型番末尾違いの別機種で220MHz帯もある)本体価格 119.99ドルでこれに8.75%の消費税が加わり,だいたい130ドルなので1ドル85円換算だと11,050円。どんな機能があるのかご興味のある方はGoogleで取扱説明書のPDFを見つける事ができるのでご参照あれ。

http://www.powerwerx.com/wouxun-radios/kg-uv3d-dual-band.html

KG-UV3D端末側のアンテナ受け口はメスSMA端子,日本製ハンディトランシーバーの場合オスSMA端子なので逆である。秋月電子でS-010「変換コネクタSMA-J⇔BNC-J」300円を入手すると,オス型BNCコネクタの付いた日本国内で一般に市販されているモービルホイップを利用できる。また,秋月電子でS018「変換コネクタSMA-J⇔M-J」250円を入手すると,オス型Mコネクタの付いた日本国内で一般に市販されているモービルホイップを利用できる。小生は,更に,日本国内で一般に市販されているオスSMAのハンディトランシーバ用ホイップも使いたかったので,ラジオデパート一階にあるマイクロパワー研究所にてSMAのメス⇔メスコネクタを800円にて購入。

日本の70cm帯は,430 MHz~440 MHzであるが,米国のそれは,420 MHz~450 MHzであり,日本の帯域が狭い。米国と我が国との間には,アマチュア無線の相互運用協定があるので,申請なしで電波を出す事ができる。詳細は例えば下記URLをご覧あれ。ただし,操作範囲が日本の局免許の範囲に限定される。

http://www.jarl.or.jp/Japanese/8_World/8-1_overseas/1211.htm

ところが,実際には,日米間で自主規制のバンドプランが異なっている為,日本のアマチュア無線家が訪米した際に,70cm帯にて,いわゆるハンディトランシーバーにて米国のアマチュア無線家との会話(e.g. F3)による交信を行い親睦を深める事ができない。これは致命的に残念な自主規制である。

米国人アマチュア無線家との会話によるQSOを行いたい場合には,相互運用協定があるにもかかわらず,米国のアマチュア無線免許を取得せざるを得ない状況である事は,我が国のアマチュア無線文化に国際性の備わる可能性を行政およびJARLが否定しているのに等しい。なげかわしきかなである。一方,援護する観点からも分析を加えておくと,日本には「郷に入っては郷に従え」という良い諺があるにもかかわらず,国内で実践的教育をしないものだから,海外でそれを実践できる日本人が極めて少ない。よって,訪米した日本人が日本人だけで集まり日本語だけで運用し,米国のコミュニティーから異邦人として見られる結果を産む事必至,ゆえに建前上相互運用協定を設定するが,事実上は米国免許をとれるくらいの人物でないと日本の評判をむしろ下げてしまうので,今の状況が現実的であるとも言えるだろう。相互運用協定について,更にもう一つ別の観点からの考察しておきたい。それは,日本の免許は,無線従事者免許と局免許とから成るが,米国の免許は,それらが一体化された包括免許になっており,根本的に免許の構成が違うということだ。よって,実際の運用に際しては,解釈の確定していないグレーゾーンだらけという見方もある。

米国人アマチュア無線家のコールサインK6JSIが運営するサンディエゴ(正確に言うとEscondido)に設置されたリピーターをウォッチすることにした。out frequencyは449.080 MHzである。送信周波数オフセットはマイナス(なのでたぶん444.080 MHz)でトーン(PL)は100.00 kHzである。平日はあまり聞こえてこないが,週末ともなると,ディズニーランドへ移動中の局や郊外でBBQしている局,ハイウェイを移動中の局,周波数の関係を試したいから付き合ってと言っている局,出力を調整してQRPしたいので聞こえるかどうか確認を手伝ってと言っている局などなど,実に楽しいQSOを聞く事ができた。

以下は取扱説明書に説明があるが,KG-UV3Dには,送受信の周波数シフト量やいわゆる送信及び受信のトーンスケルチ(CTCSS, DSC)設定を柔軟に設定する機能があるので,リピーター運用に対応している。更に,DTMFトーンを出す機能もあるので,日本国内で運用されているワイヤーズ(Wires II)の制御をすることもできる。ちなみに,数字は数字ボタンが対応し,A B C D のキーはそれぞれMENU ▲ ▼ EXIT ボタンが対応している。

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