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バルコニーにホイップアンテナを設置

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第一電波工業(ダイヤモンド)社製の144MHz帯及び430MHz帯用高利得2バンドモービルアンテナを購入しました。型名は SG7900 です。レピーター及びデジタル対応と書いてありました。JARLのアマチュア無線バンドプランで推奨されているアナログFMの周波数帯とデジタルの周波数帯の両方でマッチングがとれるように設計されているんだろうと思います。 SG7900 をオートバイに設置するべく試行錯誤しましたが、オートバイの方は、ハンディ機純正ホイップをもうちょっとだけ利得の高そうなホイップに替えて使うこにしました。予定を変更して、 SG7900 は、バルコニーに設置しました。 SG7900 を台座でステンレス製物干し竿に固定して、物干し竿をバルコニーの角に建てました。このアンテナの主たる目的は Wires-X のローカルオープンノード局への接続用です。アンテナの位置及び高さによって接続先の信号強度が変化することがわかりましたので、バルコニーで洗濯物や布団等を干す妨げにならず尚且つ信号強度が強くなる位置を探しました(写真1)。 写真1 ステンレス製物干し竿をナイロンロープでベランダの手すりへ固定しました(写真2及び写真3)。 写真2 写真3 同軸ケーブルの室内への引き込みには、第一電波工業(ダイヤモンド)社製の「窓・ドア隙間すり抜けケーブルセット MGC50 )を利用しました。屋外側になる方のM接栓は自己融着テープを巻いた上からビニールテープを巻いておきました。 ちなみにですが、我が家の物干し場は、ベランダ?バルコニー?どっちなんだろう。家族らはベランダと呼ぶんだけど、 ネットで調べてみるとバルコニー みたいです。庇はあるけど普通の庇だから雨を避けられるほど張り出していませんから、やっぱりバルコニーだな。

Yaesu FT-70D湘南国際村~藤沢Wires-Xノード

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湘南国際村のコンビニ駐車場から藤沢市内にあるWires-XのOpen Nodeを利用できるかどうか試してみました。Yaesuのホームページで公開されている情報です。  Node ID: KN1-JS1YCL  Callsign: JS1YCL  Mode: Digital  City: Fujisawa  State: Kanagawa  Country: Japan  Frequency: 430.840 MHz  SQL: DG-ID:00-09  Lat: N 35 24' 34",Lon: E 139 26' 42" FT-70D にはアマゾンで購入したHYS社製の NA-772 という型名のアンテナを取り付けました。写真1参照。 写真1 湘南国際村のコンビニ駐車場から藤沢市内にあるWires-XのOpen Nodeまで、地図上を直線で結んでみました。地図1参照。 地図1 国土地理院地図ホームページで、この2地点間の断面を調べてみますと次のとおりでした。一番左端が湘南国際村で一番右端がWires-X Open Nodeです。グラフ1参照。 グラフ1 地形の高低差の様子をみると直接波が届くことがわかりました。そして距離が22kmありますので、当方のFT-70Dが送信したエネルギーがWires-X Open Nodeへどの程度到達するのかシミュレーションしてみました。シミュレーションといっても計算サイトを見つけて数値を入れただけです。便利な世の中です。 電波伝搬特性(自由空間&2波モデル)計算ツール 入力した項目は次の通りです。 周波数: 430.840 MHz 送信電力: 37 dBm --> 5011.872mW {ザックリと} 通信距離: 22,000 m アンテナの高さ: 送信側 140 m,受信側 35 m {ザックリと} アンテナの利得: 送信側 2.15 dBi,受信側 7 dBi {受信側は根拠のない値} 2波モデルとする。 {全反射する平面大地がある空間。受信点では直接波と大地反射波の2波が到来し互いに干渉します。直接波と大地反射波が逆位相となる点では互いに打ち消し合い受信電力は小さく(デッドポイント)なります。受信電力が落ち込むポイントは数メートルの近傍で多く発生します。落ち込む点を避けるため、場所を

YSF―Peanut相互接続

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F25 に Peanut を入れて YSF (GB-CQ-UK-YSC Room)に接続できるか試してみました。もちろん YSF (GB-CQ-UK-YSC Room)に接続するならDroidStarを使えばいいのですが、 YSF (GB-CQ-UK-YSC Room)とPeanutのどこかのRoomとが中でつながっていたら面白いなと思ったので実験で確かめてみました。 図1はF25で起動したPeanutの画面です。 図1 参考までにPeanutにはWindows PC版もあります(図2参照)。 図2 ではまずは実験の準備です。 YSF (GB-CQ-UK-YSC Room)で行われるQSOを聞けるように、FT-70DをMMDVMユニットを介して YSF (GB-CQ-UK-YSC Room)へ接続しておきます。FT-70Dからは電波を出さないようにアンテナを外してダミーロードを付けてあります。iPhoneでMMDVMユニットのDashboardを表示させておきます(図2参照)。 図2 トランシーバーもアンテナもいらずにPCだけでQSOを聞いたりCQを出せるという世界もあります。QSOを成り立たせるために reflector のようなものがサーバーで動いています。この reflector のようなものの利用者をアマチュア無線局免許所有者に限るように管理することで、QSOする人をアマチュア無線という共通性を獲得しているんだと思います。 YSF (GB-CQ-UK-YSC Room)と Peanut のどこかのRoomとの橋渡し(Bridge Service)を誰かが担ってくださることで、YSFとPeanutとの間がそのRoomを介して相互運用可能になると期待できます。図4は、 YSF (GB-CQ-UK-YSC Room)と Peanut (HBL27246 Room)とがBridge Serviceによって相互運用可能になっていると期待を示しているところです。Digital Voiceの流れを下の図に青色の点線で示してみました。 このBridge Serviceを誰かが提供してくださっているので、実際に YSF (GB-CQ-UK-YSC Room)と Peanut (HBL27246 Room)が、部屋の中がつながった状態になります。但し、いつで部屋の中がつながって

Network Radio; AnySecu W6 ; PoC

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PoC用途に向いているAndroidスマホ PoCサービスに最適化されたAndroidスマホ端末( AnySecu という無線機販売会社の商品で型名は W6 )をAliExpressで2022-03-28に注文したら2022-04-21に届きました。 小計           ¥19,462 送料              ¥28 コイン            -¥125 買って&お得      -¥1,879 AliExpressクーポン   -¥1,127 合計         ¥16,358 仕様概要は以下のとおりです。 サイズ: 125.5×61.6×25.3 mm  {未確認} 機器重量: 182g(バッテリー67.5g)  {未確認} OS: Android 8.1   {システム設定をみると8.1だとありました} 利用可能バンド: 小生はヨーロッパ仕向けを注文しました。 GSM (B2/B3/B5/B8); WCDMA (B1/B2/B5/B8); TDS (B34/B39); FDD ( B1 / B3 /B5/B7/B8/B20/B28A/B28B); TDD (B38/B39/B40/B41); CDMA2000 1X/EVDO BCO {小生のマイネオSIMはDプラン(docomo)なので B1 と B3 で使えました。その後LINEMOに替えましたので B1 と B3 と B8 で 使えました。 }{残念ながらAnySecu W6 Android PoC端末ではLTE B26を使えないのでdocomoのプラチナバンドB19及びauのプラチナバンドB18を使うことはできません。SoftBankのプラチナバンドはB8なので使えます。プラチナバンドを使う観点からするとW6にはSoftBank系SIMがいいのかもしれません。LINEMOはSoftBank直系SIMです。} GPS / Beidou / Glonass のうち2つ Wifi 2.4GHz / 5GHz  {小生の環境では5GHzには接続できませんでした} Bluetooth 4.2  {未確認} NFC機能あり  {Androidアプリの「みるCa」でSuicaやEdyの残高読取りができました} CPU MTK6739 4コア A53 1.5 GHz  {未確認} GPU GE8100

Network Radio; Juniwa F25 ; PoC

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F25 と呼ばれるPush-to-talk over Cellular (PoC) 端末を入手しました。 ALPS F25, JUNIWA F25, GOT F25, SURE F25, Broadnet BN-01+, GQT F25, ZELLO Phone 2 という呼び名もあるようです。 たぶん大方の部品がほぼ同じだから、見た目は酷似しているのだけれども、個別にみると、とある機能が存在したり存在していなかったり、ソフトウェアが少し違っていたりと、いろいろ変というか柔軟過ぎる対応がなされている模様でして、それゆえにか、それ相当に価格付けがなされて市場へと提供されている模様です。 F25 でNFCが付いた派生は無い模様です。 小生が入手した F25 にNFCハードウェアは搭載されていませんが、設定機能だけ生きていました。 F25 の特徴は、なんといっても見た目です。いかにもトランシーバーという感じのたたずまいをしているところが素敵だと思いました。 仕様の概要は次のとおりです。 1) アンテナはプラスチック製で本体へ取り付けるための金属製のネジが突き出ていますので自分で本体へ取り付けます。この アンテナは飾り でありましてアンテナとしての電気的な特性は無いと説明書きがありました。 2) CPUはMTK6735M(64 bit クアッドコア, 1.3GHz, GPUはMali-T720 3) RAM 1GB, ROM 8GB 4) ハードウェアPTTボタンがあります。 5) 8メガピクセル背面カメラ 6) GPS/BDS 7) 3500 mAhリチウムイオンバッテリ 8) 寸法 124.5 x 56.5 x 26 mm 9) 重量 216g (バッテリを含む) 10) SIMロックフリー 11) 筐体の材質はプラスチック 12) デュアルSIMカード デュアルスタンバイ (但し1つはマイクロSIM;もう1つは標準SIM) 13) アンドロイド 7.1.1 (通話機能ありのSIMならば通話できますがVoLTEには非対応です) 14) micro SDカードは最大32GBまで使用可能 15) スクリーンサイズは2.4インチQVGA(320 x 240)静電容量式タッチスクリーン 16) 3.5 mmΦイヤホンジャックありと書かれてましたが小生のところへ届いた個体にはあ